学科紹介


和裁士養成科


基礎からはじめて4年間で高度な和裁技術を習得。
産学共同システムにより、実習奨励金を得ながら和裁を学べます。


年限 : 4年制
初年度納入金 : 49万円( 入学金13万円、授業料24万円、施設費6万円、維持費6万円)




学ぶ内容


■4年間で和裁のプロを育成。1級和裁士の先生が、少人数制で基礎から丁寧に教えます和裁士養成科は、4年間で和裁のプロを育成するコースです

和裁技能士1級・指導員免許資格を所有する先生たちが、少人数制で基礎から丁寧に教えるので、初心者でも心配無用。針の持ち方、運針の練習から入った学生が、4年後にはプロの卵として国家試験を受けるまでに成長します。一度身に着けた和裁技術は、一生役立つ宝となるでしょう。



カリキュラム


■基礎縫いから高度な和裁技術までを段階的に身につけられるカリキュラムを用意しています

和裁士養成科の授業時間は8:30~17:30まで。入学1年目で襦袢(じゅばん)や浴衣、単衣(ひとえ)等の、2年目で袷(あわせ)や羽織(はおり)等の縫製ができるようになります。また3年目で訪問着、振袖等の縫製ができるようになります。4年目には裁断や仕上げ等を学び、プロとして活躍できる確かな技術を作り上げます。


卒業生


■和裁士 第45回技能五輪優勝者

「何か手に職をつけたくて、和裁士になることを選びました。結婚して生活環境が変わっても、自宅で続けられることに魅力を感じたんです。在学中に挑戦した『第45回技能五輪全国大会』で金賞を受賞できたことは、大きな自信となりました。和裁士として独立した今、きものを作る過程での達成感が喜びにつながっています」



制度


■産学共同システムにより、実習奨励金を得ながらプロの和裁士を目指せます

本学院では、産学共同システムにより実習奨励金を得ながら高度な和裁技術を身につけることができます。 平成27年度和裁士養成科の実績は以下の通り。 4年間での支給金額は130万円(内訳1年次は11万円、2年次は26万円、3年次は43万円、4年次は50万円※1年次の3ヶ月間は基本実習のため、奨学金支給はありません)


専門科・研究科


まずは和裁にふれてみたいという人にオススメ。
2年間で袷(あわせ)や羽織(はおり)を仕立てられるようになります。


年限 : 2年制
初年度納入金 : 49万円( 入学金13万円、授業料24万円、施設費6万円、維持費6万円)




学ぶ内容


■個人個人のレベルに合わせて少人数制で丁寧に指導。基本的な和裁技能の完成を目指します

日本の民族衣装としても和服、その美しさを形作る「和裁」が静かに見直されつつありますが、縫える人は年々減ってきています。本学院では、2年間で基本的な和裁技能を完成させることを目標に、個人個人のレベルに合わせて少人数制で丁寧に指導します。1級和裁士の先生たちが、基礎から教えるので、初心者でも安心です。



カリキュラム


■基礎から襦袢や浴衣、単衣の縫製までを学び、和裁技能士〈国〉3級に挑戦します

専門科の授業時間は9:30~16:00まで。授業は針の持ち方、運針の練習といった基礎からはじめ、1年目で襦袢(じゅばん)や浴衣、単衣(ひとえ)等の縫製が、2年目で袷(あわせ)や羽織(はおり)等の縫製ができるようになります。2年間で和裁の基礎技能を修得した後は、国家資格である和裁技能士3級に挑戦します。


雰囲気


■全員が真剣に実習に打ち込んでいます。分からないことは、なんでも先生に聞いてください

実習の場は、全員真剣そのもの。伝統の技術を習得しようと、皆がひと針ごとに心を込めて「きもの」を縫い上げています。分からないことや難しいと感じることがあっても、すぐに先生が対応してくれるので、安心して技術を磨くことができるのが本学院の魅力です。



研究科


■卒業後は研究科に進んで和裁技能士2級取得にチャレンジできます

専門科卒業後は、研究科(修学年間・2年)に進むことも可能です。研究科では、専門科で身につけた基本的な和裁技能をさらに発展させ、訪問着、振袖等の縫製から、裁断、仕上げ等、高度な和裁技能を完成させます。